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給料を上げるには?年収を上げる方法10選

給料を上げるには?年収を上げる方法10選

仕事を続けていくうえで、例えば働く充実感や人間関係なども重要ですが、やはり生活の基盤となる給料に満足できていないとモチベーションを維持するのも難しいでしょう。実際に収入面の厳しさから、転職などを考えるケースも珍しくありません。そこで今回は、年収を上げるためにできる取り組みとして、効果的な方法をご紹介していきます。

年収アップに向けて効果的な方法10選

給料アップのイメージ図

では現状から収入を上げていくために、自分自身としてどのような試みができるのか、以下から具体的に見ていきましょう。

現職で昇給や昇格を目指す

まず考えられるのは、地道な方法かもしれませんが、現職で昇給や昇格を目指すことです。会社によっては、給与テーブルや評価基準が明確に設定されており、例えば何かしらのスキル項目や実績などをクリアすることで基本給が上がるケースもあります。大前提ではありますが、もし給料に関する制度や規定をあまり把握できていなければ、就業規則や社内ポータルなどを改めて見直してみましょう。

また一般的な企業では、役職などに昇格すれば基本給は上がるのが通常です。基本的には、上層部からの辞令がないと難しいかもしれませんが、なかには昇格試験を設けている会社もあります。こうしたキャリアアップに向けた制度なども、今一度確認してみるとよいでしょう。

資格を取ってベースアップを図る

勤務先にもよりますが、場合によっては業務に関連する資格を取得すると、毎月の給与に別途手当が加算されるケースもあります。例えば事務系なら簿記や秘書検定、建設系なら施工管理技士、不動産系なら宅建など。少し時間はかかるかもしれませんが、資格を取ることで高い能力が認められ、ベースアップできる可能性もあります。こちらも地道な方法ではありますが、今後の転職時などの収入アップにもつながる将来性を考えるなら、資格取得を目指すのも一つの手です。

新たなスキルや知識を身につけて活躍の場を広げる

今までになかったスキルや知識を身につけることで、例えば担当できる業務の幅が広がり、その分給料も上がる可能性があります。場合によっては、前述にもあるような昇格につながり、収入面だけでなくキャリアアップを目指せるケースも。また勤務先次第では、社内のオリジナル検定など、独自のスキルアップ制度で昇給ができることもあります。やはり企業の業績に貢献できるような確かな能力は、社内の高い評価にも直結するため、給料にも反映されやすいでしょう。

上司や人事に相談する

人事考課などの面談の機会を通じて、上司や人事に対し、素直に「給料面で困っている」というように打ち明けてみるのもいいかもしれません。たとえ今すぐに給料を上げるのは難しくても、ゆくゆくはベースアップしていくなどの対処をしてもらえる可能性もあります。もしくは給料を上げるために、必要なスキルや実績などを教えてもらえることも。「この基準を超えられたら昇給」などのように、給料アップに向けた、具体的な方向性を示してもらえるケースもあります。

ちなみにもし高い成果や実績を出しているにも関わらず、あまり給料に反映されていないようであれば、面談時などに交渉する方法も考えられます。例えば同業種・同職種の平均年収を調べて交渉材料にしたり、場合によっては転職を検討している旨を伝えたりするのも、一つの手でしょう。仮に難色を示すようなら、本格的に転職を考えてみてもいいかもしれません。

給与水準の高いポジションに挑戦する

会社によっては役職だけでなく、担当する部門や職種ごとに、異なる給与水準を設けているケースも見られます。例えば内勤のみの事務職から営業職に変わることで、外勤が加わる点を考慮して、基本給が高くなる場合も。その他にも、より難易度の高い業務やポジションに挑戦することで、その勤務先での給料アップが目指せる可能性もあります。一度、上司や人事などに相談してみて、社内で新たにチャレンジしてみるのもいい方法です。

業務量の多い部署に異動する

場合によっては、人手不足で業務過多になっている部署では、給料面なども含めて好条件で異動できる可能性もあります。「給与を上げてでも人員が欲しい」という状況になっているケースもあるので、人事異動を通じて給料アップにつながらないか、社内で相談してみるのも一つの方法です。

また業務量が多く、残業になりやすい部署では、時間外手当で稼げることも。もしその仕事が好きで、自分にとって苦にならないのであれば、残業代で収入を増やすのもいいかもしれません。ただし残業時間が長いことで、「生産性が低い」などの評価を受けたり、心身やプライベートへの負担が大きくなったりするリスクも。ただ残業代を稼ぎたいからといって、ダラダラと業務をこなしたり、勤務時間を引き延ばしたりするのは避けたほうが無難でしょう。

副業でプラスアルファをつくる

最近では、副業を許可している会社も増えてきています。もし勤務先で副業が認められているのであれば、休日などを使って、本業とは別の仕事で稼ぐ方法もあります。もちろん働く時間が増える分、プライベートな時間は減ってしまいますが、体力や気力に問題がなければ副業をするのも一つの手です。

ちなみに副業のパターンとして考えられるのは、短時間のバイトや、クラウドソーシングなどによる在宅業務など。例えばデザイン・プログラミング・アプリ開発・動画編集・記事制作などは、通信環境とパソコンがあれば作業ができるため、在宅副業の定番でもあります。またアプリやWebサービスを使った個人のネット通販なども、近年で人気の副業方法です。なお勤務先によっては、副業に関する規定などを設けているケースもあるので、あらかじめ十分に確認しておくことも欠かせません。

投資をはじめてみる

元手にできる預金があれば、例えば株取引やFXなど、投資によって収益する方法も考えられます。最近では少額からはじめられる投資信託などもあり、積立NISAなどの非課税制度も出てきています。ただし投資の場合は、利益を出すのに時間がかかりやすく、投資金額よりもリターンが少ない元本割れのリスクも。また投資によって収益した分、納税額が高くなるケースもあり、きちんと収入を増やすことにつながるのか十分に検討する必要があります。

スキルや経験を活かして独立する

かなりの労力や時間はかかりますが、今までに培ったスキルや経験をもとに、フリーランスになったり自分で事業を立ち上げたりするのも一つの方法です。すぐには結果につながらないかもしれませんが、軌道にさえ乗ってしまえば、雇用されているよりも稼げる可能性は大いにあります。例えばシステムエンジニアやデザイナーなど、専門性の高い技術職では、個人の業務委託で収益できるケースも少なくありません。目先の収入アップは難しいかもしれませんが、もし長期的に年収を上げていくことも検討できるのであれば、独立して開業する選択肢もあります。

転職して給与の高い仕事に就く

比較的早めの収入アップを目指しやすい方法としては、やはり現職よりも給与設定の高い仕事に転職することです。きちんと採用されれば、その時点で給料も上がるので、すぐにでも年収アップを叶えることができます。もちろん現状よりも給料の高い職に就くには、今までに培ってきた経験やスキルを存分に活かした、即戦力としての活躍が求められます。まずは選考に通過して採用されるためにも、自分の実力をしっかりと発揮できる職場を見つけ出すと同時に、自らの強みを明確に提示する必要があります。給料を上げるための転職を考える際には、徹底した企業研究や自己分析をしておきましょう。

転職で給料を上げるコツとは?

年収アップのイメージ図

先ほども出てきたように、年収アップに向けた近道となりやすいのは、今よりも給料が上がる仕事に転職する方法です。では実際に、転職によって高収入を目指す場合に、押さえておきたいポイントを解説していきます。

平均年収の高い業界や企業に挑戦する

現職から給料を上げる転職をするには、やはり今までの経験が活かせる職場を選ぶのが重要です。もし年収アップを目指して転職するのであれば、これまでと同じ職種で、別の業界に挑戦してみるのがおすすめ。もちろん各企業で差はありますが、業界ごとに、ある程度の給与水準は決まっています。なかには、高めの年収が目指しやすい業界もあるため、新たに飛び込んでみるのもいい方法です。仮に前職で、営業をしていた場合。同じ営業職のなかでも、例えばIT・金融・商社・コンサルティング・インフラなど、平均年収の高い未経験の業界にチャレンジしてみる方法が考えられます。もしくはシンプルに、同業他社で給与設定の高い大手などに転職するのも一つの手です。採用選考の難易度は高いかもしれませんが、十分な対策をして臨むことで、高収入につながる転職ができる可能性は大いにあります。

歩合によって高収入を目指せる仕事にチャレンジする

自分の実力次第で積極的に稼ぎたい場合には、歩合やインセンティブなどで高収入が目指せる仕事に転職する方法もあります。きちんと成果や実績さえ認められれば、自らの給与に反映されるため、早期からの年収アップも狙いやすいのが利点です。ただし歩合やインセンティブの比率が高いケースでは、固定の基本給が低めになっていることも多いので注意が必要。歩合やインセンティブで稼ぐのが難しいと、最低保証の基本給しか得られないため、収入が下がってしまうリスクがある点も頭に入れておきましょう。

転職エージェントを活用する

転職を通じて給料を上げたい時には、やはりその道の専門家ともいえる、エージェントに相談してみるのが効果的です。転職エージェントによる客観的な視線から、きちんと年収アップにつながる求人を探してもらうことが可能。企業とのマッチングからサポートしてもらえるので、給料を上げるための転職も、比較的成功率が高まる効果が見込めます。また転職エージェントの仲介により、年収の交渉をしてもらえることも。転職によって年収アップを叶えたいのであれば、エージェントのようなプロの力を借りるのも有効です。

なお「オーダーメイド転職」では、三重県に特化した地域密着型の転職サポートをおこなっています。地元ならではの優良企業の求人など、独自のネットワークをもとに、三重県での転職活動を全面的にバックアップ。三重県で年収アップを目指す転職を検討している際には、ぜひご活用ください。

まとめ

今回ご紹介したように現職の社内で給料を上げる方法もいくつかありますが、場合によっては副業や独立・起業など、年収アップに向けては幅広い選択肢があります。とはいえ、やはり最短ルートで給料を上げやすいのは、転職で給与の高い仕事をはじめる方法です。なかなかハードルが高く感じるかもしれませんが、きちんとポイントを押さえた転職活動をすることで、年収アップを実現できる可能性は十分にあります。給料面で悩んでいる際には、ぜひ本記事も参考に、年収アップに向けた対策をしてみてください。