仕事でのミスや失敗は、誰しも一度ならず何度もあることです!やってしまったことで落ち込んでしまい、なかなか立ち直れない時もありますよね。大きな失敗・ミスでは、「もうこの会社ではやっていけない」と退職を考える人も少なくありません。
今回は、さまざまな職種の失敗談を挙げ、その対処方法や立ち直り方についてご紹介します!
みんなの失敗談
みんなの失敗談を見れば、自分の失敗も小さなものかもしれません。実際にあった失敗をご紹介します。
30歳代/男性 Aさん
同僚と面白がって上司に落ち武者と付けて影で呼んでいた。仕事中に上司にネチネチと嫌味を言われたので、同僚に文句をチャットで報告。すると、上司から呼び出され、チャットを見せられた。TOを確認すると自分の名前。間違えて上司に、「あの落ち武者むかつくわー」って送ってしまった。
39歳女性/総務・人事・事務 Bさん
私は、引っ越し屋さんの事務員です。いつも通り備品の養生テープを100個注文したつもりだったのですが、2日後に届いたのは1万個の養生テープ。備品室には入りきらず、事務所の片隅に山積みにされました。狭い事務所だったので、通る度に皆がため息をつき、その度に落ち込む私。営業所長とお局様からは、ながーいお灸を据えられました。
24歳女性/営業 Cさん
いつも通り営業前に顧客データを開いて、お客様の詳細を確認していました。会議があったことを忘れていたため、お呼びがかかり急いで会議室へ。しばらくして、会議室の外があわただしくなっていて、理由をきくと顧客データが消去されているとのこと。さいわいバックアップがあったので、その場はことなきを得たのですが、原因は自分が保存ではなく消去ボタンを押していたことでした。
30代女性/銀行受付 Dさん
地銀の窓口でテラー(パート)をしています。
高圧的な物言いの男性が大量の振り込みと税金の納付を現金で依頼されました。
処理途中で、お客様が「遅すぎる!」
と怒鳴り始めたので、焦って処理した私は、計算ミスをしました。
お客様からいただく金額を少なく受け取ってしまい、すべての領収書に出納印を押しておかえししてしまいました。
そのお客様が帰られた後にミスが発覚し、行員さんと次長さんが謝罪に行ってくれました。
しかし、
「お前らのミスだから金は払わないし領収書を返さん!」
と、おっしゃられて話は平行線に・・・。
次の日、そのお客様は朝イチで支店に怒鳴り込んできました。また、支店長が対応してくださったが、怒りを鎮めることなく帰りました。
仕事で失敗する原因は?
仕事での失敗で一番多い原因は『うっかりミス』です。次に判断ミスやPCなどその他のミスです。ミスの多くは知識不足や経験不足によるものが多いですが、忙しさや体調不良、確認漏れやチェック体制の不備。経験者に多いのは、慣れからの慢心などが挙げられます。
仕事で失敗したあとに行うこと
失敗には大小さまざまありますが、放置しておくと失敗からさらに二次被害が生じることもあります。
1.上司や関係者に報告する
仕事での失敗を一時的に隠せたとしても、一緒に仕事をする仲間や取引相手に迷惑が生じる可能性があります。また、失敗を隠して放置したせいで、問題が大きくなり重大な失敗に発展することも考えられます。失敗したときこそ、迅速な対応が求められることが多いため、できるだけ早く報告しましょう。
2.仕事の失敗を収束させるために尽力をつくす
仕事の失敗を収束させるために取り組む際、落ち込んだ状態で取り組むとさらに失敗を重ねるかもしれませんので、まずは心を落ち着かせてから取り組むことです。失敗したことを取り返すのは難しいですが、失敗を迅速に収束すれば早く解決し、周囲からの冷たい視線や怒りの声は落ち着きます。
もし、自分にも言いたいことや理由があったとしても後回しにして、まずは辞退を改善するために行動しましょう。
3.同じ間違いをしないように失敗を振り返り、対処法を見つける
失敗を修復した後は、なぜ失敗したのかを振り返りましょう。問題を見つけ、どうすればミスをしなかったのかについて考えることで対処法が見つかります。
対処法が見つかれば、次の仕事での失敗を未然に防ぐことができます。
例えば、冒頭の失敗談で上司の悪口をチャットで言ったAさんであれば、上司の悪口を社内の人間に話していることが原因です。会社と関係のない人に、会社でのグチを聞いてもらっていればこのような失敗はしなかったはずです。会社でのグチは、家族や友人、会社とは関係のない人に相談すればミスは防げます。
Dさんの場合は、お客様がお怒りだったとしても自分ができる処理速度で処理を行っていればミスは防げたはずです。ただ、「遅くなって申し訳ございません。」と一言添えれば、お客様もそれ以上は文句も言わないはずです。お客様だって支払いができないと困るはずですし、ミスされると余計に時間がかかって困ります。ですから、文句を言いながらでも待っているはずです。焦ると普段の能力が発揮されにくくなるので、平常心を保ちながら普段通り対応しましょう。
仕事で失敗したときの立ち直り方
仕事での失敗は誰しも経験するものですが、実際のところミスすると落ち込んでしまい「もう仕事に行きたくない。」とまで考え込んでしまうもの。でも落ち込みすぎると自身の健康にも良くありません。仕事で失敗したときは、できるだけ早く立ち直りましょう。
失敗・ミスの経験を次に活かす
失敗して落ち込んでしまったときは視点を変え、「落ち込んでも仕方がない」と考えましょう。そして、次に同じことを繰り返さないようにステップアップのために必要だったことだと捉え、気持ちを切り替えましょう。
他者視点に置き換える
落ち込みすぎたときは自分視点で物事を考えすぎ、マイナス志向に陥りがちです。このような場合は、他の人の視点で失敗・ミスを客観的に捉えてみましょう。他人からみたら「あの人失敗したんだなー」と軽い感覚で捉えられるはずです。落ち込んでいるときはネガティブな言葉が頭をグルグルと駆け回りますが、他の人からすれば一時的なもので、他の物へ興味がすぐに移り、意外とすぐに忘れてしまうものです。
一人で悩まず誰かに話す・文字化する
悩みを抱えている場合、言葉や文字にして外に吐き出すとスッキリします。信頼できる同僚や友達、家族に失敗を話してみましょう。
また、身近に気軽に相談できる人がいないときは、紙に内容を書くと気持ちが和らぎます。最後に書いた紙をビリビリに破いてゴミ箱に捨てると、さらにスッキリとした気持ちになったりもします。ただし、会社の文句をSNSに上げるのはNGです。何がきっかけで身バレするかもしれません。
趣味に打ち込む
趣味や好きなことに打ち込んでいると、嫌な気持ちを忘れることもできます。全て忘れるのは無理だとしても、趣味に没頭している間でも忘れられます。趣味がない人は、カラオケやサウナなどがおすすめです。
まとめ
仕事で失敗すると落ち込んでしまいますが、失敗は誰にでもあることです。大切なことは同じ失敗を2度としないように注意することです。まずは、できるだけ早く気持ちと頭を切り替え、なぜ失敗したかを振り返り、原因を追及しましょう。
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